職場恋愛は最悪だ。ロクなことがない。
既に職場恋愛中もしくは職場恋愛の末に結婚された方には申し訳ないが、私は大反対だ。さっさと別れた方がいい。
もし会社に意中の人がいるなら、退職して付き合うか、さっさと諦めて会社外の人を好きになったほうが良い。
今回は職場恋愛が如何にダメなことかを説明した後、職場恋愛をするくらいなら婚活パーティーにでも行けという話をしたい。
ついでに、恋活・婚活サービスに参加する心構え的なことも書いたので、是非見ていって欲しい。
職場恋愛の分析
無駄だが、頭ごなしに職場恋愛を否定せず、真面目にメリットとデメリットを確認してみよう。
職場恋愛のメリット
- 普段の行動範囲から出なくても相手が見つかる
- 仕事中も好きな人を見れたり話せたりする
- 上手くいっている間はモチベーションが上がる
- 相手が仕事が出来る場合は尊敬できてより好きになれる
職場恋愛のデメリット
- 一緒にいても仕事の話になる
- 相手が気になって仕事の効率が悪くなる
- 社内で無駄話(いちゃいちゃ)が増える
- 変な別れ方をしたら仕事を辞めたくなる
- 付き合っているのがバレたら社内の人にイジられる
- 社内の人がライバルになると険悪なムードになる
- 社内の異性と仲良くするとイラつく
- 忙しいからとか言って別の人と遊ぶなどのウソがつけない
- 相手が仕事ができない場合、幻滅する
- 相手が上司の場合、査定が正しく行われない可能性がある
- 他の人がイチャイチャしてるあなたたちを見てイラつく
- 社内で浮気されたら職場が大混乱に陥る
簡単に上げても3倍はデメリットがあることが分かる。
(もちろん私が職場恋愛は反対なので偏った意見であることは言うまでもなく、公平な判断をするつもりもまるで無い。)
会社にとっても社員二人の戦力低下や喪失のリスクがある。
とにかく、社内恋愛は良くないことが証明された。
これだけで私が社内恋愛をオススメしない理由が充分に分かったと思うが、更に私の考えを説明する。
職場恋愛を推奨しない理由
場所の問題
まず、会社に何しに来てるんだと言う話だ。
会社は婚活パーティーではなく、労働によって成果を上げる場所だ。
会社が社内恋愛を推奨していて査定に影響するほどなら社内恋愛を推奨するが、恋愛は自由なので普通の企業では社内恋愛を全面的に禁止することは出来ない。
しかし、それを逆手に取って、「権利だから!」みたいなことを言うのはナンセンスだ。
たいして働いてないくせに「有給休暇は権利だから!」とか言って有給だけはしっかり取る、権利だけを主張するボケと同じ発想だ。
婚活パーティーで仕事してる人がいたら「何しに来たんだこいつ?」と思うだろう。それと同じで、私からすれば職場恋愛している人がいたら「会社に何しに来てるんだこいつ?」と思う。
リスクの問題
また、そもそも先程のメリットとデメリットでも述べたが、リスクが大きすぎる。
下町ロケットの名台詞「リスクがないところにビジネスがありますか!」からすると、リスクがあるからこそリターンがある訳だが、社内恋愛にはリターンがあるとは言い難い。
結婚まで繋がらなければリターンはゼロ。しかも、結婚まで繋がったとしても、至って普通の話。社内である必要ナシ。
また、ビジネスの場合は、失敗してもノウハウが蓄積できるが、社内恋愛の場合はノウハウの蓄積にならずガッカリするだけだ。
別れて、「よし、次は社外で恋愛しよう」って、それノウハウ蓄積か?普通に考えれば分かることを、いちいちトライアル&エラーしてどうする。
職場以外にも男は山ほどいるし、ワザワザ狭い行動範囲内の落とせそうな男に的を絞って運命を感じる必要はない。男はこの世に何人いると思ってるの?的な話だ。
人間としての幅が広がらない問題
社内恋愛で例外的に認めて良いと思うのは、社長的な人や起業する人と一緒に働く場合なら良い。
この場合であれば、社長の価値観や考え方が学べたり、事業の立ち上げに関われるので、その後に別れてもメリット・リターンがある。
しかし、ただの社内恋愛の場合は、仕事でもプライベートでも同じ職場の人と関わるので、新たなマインドも手に入らず、価値観も変わらず、何にもならない。
それに、社内恋愛をして仕事が疎かになるようなやつは、給与分の成果を出していないといえるので、ボーナスを辞退するなどして責任を取るべきだ。
同じ人間は二人といないので、この会社で出会った人が運命の人だ!と思うかも知れないが、家と会社の往復程度の行動範囲内で選んだだけの人なのだから、それは勘違いだ。
人間は行動範囲から半径100m内で恋愛してしまうらしい。これは人の本能なので生理現象のようなものだが、だったら行動範囲を広げれば良いだけだ。
ここまでで、社内恋愛はする必要がなく無意味なことで、それどころかマイナスであることが完全にわかったと思う。
様々な人と出会い、色々なことを話して、成長し、ベストな相手を探すのだ。
基本的には、友達の紹介や合コン、各種イベントに行って友達の輪を広げよう。
間違っても出会い系バーなどには行かないように。野獣しかいない。
友達も会社の同僚しか居ないような人は、とりあえず以下のパーティーやイベントに参加してみよう。
婚活・恋活サービスについて
まず、大人数の街コンはあまりオススメしない。3時間で100人参加のパーティーがあったとして、男女比は50:50だとする。
また、街コンは2人一組なので、25組ずつ参加している。しかし、1組30分程度は話すので、6回の席替えがあるだけなので、6組12人としか話せない。
しかも、その6組12人に全く興味がなくても他の場所には移れないし、逆に好みの相手と当たったとしても30分しか話せない。
大規模街コンは効率が良いように見えて、実際は効率は悪い。それなら立食系のパーティーにいって、相手を2~3人に定めて話したほうが遥かに効率が良いのだ。
これなら、好みの相手だけと話せるし、じっくり時間をかけて話す事もできる。
一つ忘れてほしくないのは、婚活・恋活パーティーの場だけで結果を出そうとしないこと。
もちろん、参加したからには成果は上げなければならないが、その場で相手を見つけようとまでは思わないことが重要だ。
次回も複数名で会うなどして、次に繋げるという意識をもっていないと失敗する。
あまりにも本気で参加すると、「このパーティーハズレだわああああ」とか「好みのタイプが居たのに喋れなかったあああ」などと余計なストレスを受ける。
狭すぎる行動範囲内で恋しちゃう社内恋愛するタイプなら仕方がないかも知れないが、運命をバカにしすぎである。サッサと選ぼうとしすぎだ。
これまでの文章を読んだ人ならわかると思うが、人としての幅を広げる的な意味もあって参加しているのだ。婚活や恋活と気負わずに友活というイメージで参加しよう。
おわり
社内恋愛は、会社と家の往復だけでお手軽に運命の相手を探そうとするいい加減な恋愛であり、更に周りからすると迷惑千万である!
迷惑でメリットのない社内恋愛を辞めて、世の中に飛び出してみよう。
忙しい?時間がない?探すの大変?
だから、近場でパッパと恋愛するのか?運命の相手ってお手軽ですね。
◆おまけ
Mayosayo.com関連サイトでは、ライターちゃんがちょっと偏見が強めだが恋愛系の記事を書いているので、そちらも是非読んでみて欲しい。
関連サイト▶▶偏り恋愛情報発信メディア MayoSalon