【続編】儲かる居酒屋になるための残りの改善点|急いで改善すべき欠点

【続編】儲かる居酒屋になるための残りの改善点|急いで改善すべき欠点

もしこのページに最初に来てしまうなんてことがあれば、早急に前の記事に戻ってくださいね。

前の記事は「居酒屋経営の致命的な欠点」の改善についての記事で、今回の記事は「居酒屋経営で急いで改善すべき欠点」のお話ですから。

さて、今回は、居酒屋のコンサルをして分かった「急いで改善すべき欠点」についてお話しします。




儲かる居酒屋になるために”急いで改善すべき点”

前の記事で、改善しないとヤバイ致命的な欠点について書きました。

前の記事を読んでいない方はこちらからどうぞ。

▶︎▶︎赤字経営まっしぐら!儲からない居酒屋が、集客をする前に必要なこと18と改善案

それでは、儲かる居酒屋になるために、前回の記事の部分を省いた”急いで改善すべき点”を再度確認しましょう。

◆稼げない居酒屋の店主の特徴◆

  • カード決済を導入してない
  • 即効性のある集客方法ばかりを求める
  • 「自分が飲みに行ってお返しに飲みにきてもらう」集客をする
  • 変なビジネス組織に入って客を呼び込もうとする
  • SNSに興味がない・重要性を分かっていない
  • イベントができない・やってみようともしない
  • 喋りが下手
  • 探し物をしてる時間が長い

それでは前回の記事同様、それぞれ掘り下げて考えていきます。

カード決済を導入してない

最近はキャッシュレス化が進んでます。

例えば、社長さんが突発的に社員を複数連れて飲みに行くという場合などは、幾らになるか分からないのでカードでの支払いをしますよね。

それに、意外と美味いと思って、値段を気にせず飲み食いしようと思った時は、持ち合わせを越えても良いという気持ちになり、カードで支払いますね。

更には、外国人の方もカード利用が多いですよね。

意外とカード支払いができるかどうかを、食べログなどで確認して店選びをしている人も多いんです。

カード決済を導入したら、現金が入らないので困ると思うこともありますが、客が減るより遥かにマシです

AirPAYで良いので、導入しておくと良いでしょう。

それに儲かってないお店って、現金主義なのに、お釣りの準備ができてなかったりします。

レジなどにお釣りがないからと、財布から出すのって、ちょっと印象悪いんですよね。

iPhoneかiPadがあれば導入できますし、簡単なので、ぜひカード決済を導入しましょう。

▶︎▶︎AirPAY

即効性のある集客方法ばかりを求める

即効性のある集客は、その都度必要ではあります。フリーペーパーに掲載するなどです。

しかし、計画も戦略もなく即効性のある集客を求めすぎると、短絡的な集客になります

宣伝の文章も「とにかく来て!」みたいな感じになりますし、店の前に色々とベタベタ貼ったり、ノボリを出したりと、”客が来て欲しいだけ”というのはお客に分かるんですよね。

すぐ来て!みたいな広告を見ても、「この店に行ったら満足できそうだと」は思わないんですよね。

それに、みんな常にお腹が減ってる訳ではないので、集客の効果は少し時間が経ってから効いてくることもありますから、即効性ばかり考えてると逆にお客を取り逃します。

即効性のある集客だけでなく、居酒屋の場合、リアル口コミの強化をベースとして、SNSや食べログ、Googleなどにしっかりと登録して、活気がある風に見せておくことが重要です。

集客は、短期・長期をあわせて計画的・戦略的に行いましょう。

「自分が飲みに行ってお返しに飲みにきてもらう」集客をする

次の項目と似てますが、”自分があっちこっちに飲みに行って営業をかける”という集客をする人も結構多いです。

まあ、本当に仲良い人のお店なら良いですし、どうせ外食するなら知り合いのお店が良いでしょう。

でも、自分のお店に来てもらうために行くというのは間違っています。

そんな飲みに行く営業なんて、結局プラマイゼロにしかならないか、自分の支出が増えるだけです。

どうせなら、ライバル店や人気店の調査のために外食してください。

変なビジネス組織に入って客を呼び込もうとする

互いに顧客を紹介しあったり、成功したい人たちが集まる組織って結構多いですよね。

そういう組織に有料で入れば、その組織の人たちが来てくれて、一見儲かるように思うんですが、実際はあまりオススメできません。

これ、お金を払って友達や人脈を買っているんですが、買った人脈って脆いです。

その組織を抜けたら、まず来てくれません。

何より問題なのは、その組織のイベントや研修など、変な集まりに行かなければなりません。

そのせいで、店を休んだり、開店が遅れたり、早く閉店しなければならなくなります。

そういう時に限って、常連さんや飛び込み客が来てくれたりしてるんですよ。

「営業時間のはずなのに、閉まってんじゃん」となると、これが2回くらい続くともう行きません。

フラッと行けて都合が良いので常連になっているのに、開いてるか閉まってるか分からない店なら、行きませんよね。

自分の店の売上というより、自分の店のお客さんを大事にしましょう。

SNSに興味がない・重要性を分かっていない

お店のスタイルにもよりますが、SNSは強力な集客ツールになります。

もちろん、ちゃんとSNSのアカウントを強化すればです。

友達やフォロワーをたくさん増やし、たくさん投稿して、強いアカウントになれば、0円で集客ができます。

しかし、「SNSに登録したら勝手に客が増える」とでも思っている人が多すぎます。

例えば、インスタには5枚くらいしか写真を上げずに放置していて、お客が増える訳ありません。それで「SNSなんて意味ない」と言うのなら、そのアカウントは削除した方が良いです。

タダで効果が出る訳ないんで。お金がかからない集客には、労力がかかります。当たり前。

若者がSNSで、あなたのお店を見つけた時に、写真が古い、投稿少ない、写真の質も悪いと言うのは、「ウチ、もう直ぐ潰れますよ」と宣伝しているようなものです。

また、テキトーにインスタをやっている人は、本当に注意ですよ。みんな料理はすごく美味しそうにアップしてますので、普通の写真だと不味そうに見えます。

つまり、「ウチはマズイですよ」って宣伝しちゃうようなものです。

やるならしっかり、テキトーやるならアカウントを削除しましょう。

イベントができない・やってみようともしない

お店によっては、イベントを開くのも重要です。

よくあるのだと、毎週火とか木曜にイベントをやって、客の少ない平日のカバーをするんですね。

最初は自分でやらないといけませんが、友達も増やせますし、イベントに使える店だと周知できます。

で、イベントをやっていると、幹事好きの人と出会えますので、平日だけでなく土日祝の昼に貸切イベントを開いてくれたりします。

もし、イベントを開けるようなスペースがあったり、暇な曜日があるのなら、ぜひイベント会場として使えることを周知するために、イベントを開きましょう。

友達の誕生会でも良いし、合コンなどの恋活系イベントでも良いし、異業種交流会みたいなものや友活でも良いです。

イベントの主催は大変ですが、暇な曜日があるならぜひ開催しましょう。

喋りが下手

もしお一人様も歓迎な店なら、店主やスタッフの喋りが下手なのは問題です。

一人で黙って食べたい人もいますけど、結構お店の人と喋りたい人は多いんですよね。

なので、喋り相手になってくれる店主やスタッフがいるのといないのでは、お一人様の常連客作りに大きな差がでます。

「ウチは味で売ってるんだよ」と本当にみんなに言えるほど美味い料理を出してるなら、頑固オヤジキャラでも良いかも知れませんが、そんなに美味いなら客が少ない訳ないですよね。

個人経営の店は、店主のキャラはすごく大事です。

探し物をしてる時間が長い

居酒屋に限らず、ビジネスマンは就業時間の30%は探し物をしていると言われます。

物体的な探し物じゃなくて、PC作業の人も、「あのデータはどこだっけ?」みたいな感じで、探し物をしてます。

「冷凍したあの食材はどこだ?」「あの皿はどこ行った?」「あの酒はどこだ?」「あれ?海苔なくなってたっけ?どこだどこだ?」

こんな感じで探し物ばっかりしていませんか?

仮に、30%の時間を探し物に費やしているとすると、提供スピードが30%遅くなっている訳です。

お腹が空いてイライラしてる時に料理が出てこないと、キレる客は多いです。

普通に時間のかかる料理だから遅いのではなく、こういう探し物をするなどの無駄な時間に費やしているなら、整理整頓や模様替えをして、店が機能的に回るようにしましょう。

探し物をする時間は、完全に無駄。

おわり:居酒屋で儲かるには本来の目的を忘れないこと

お店のターゲット・コンセプト・ポジショニングに沿って、本来は”お客さんにどんな価値を提供しようとしていたのか”を忘れないようにしましょう。

お客さんが来ないのは、お客さんに価値を提供できていないからです。

いつの間にか、自分が生活するためにお客に来てもらおうとしていませんか?

お店の経営目的が、”お客のため”じゃなく”自分のため”になっているんなら、その店はこの世に必要ありませんよね。

経営が厳しい状況であっても、”お客のため”という視点がないと、必ずそのお店は潰れます。

私でよければご相談に乗ります。問い合わせフォームがありますので、ご質問や相談を受け付けています。

24時間以内に返信しますし、メールでのやり取りでは費用はいりませんので、お気軽にご相談ください。

それでは、お店の経営が立ち直るのを祈っています、



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