なんの連絡もせず面接に来ない、”すっぽかし野郎”が最近多いです。
本当に社会人としてカスだと言わざるを得ません。
面接の前に人間研修を受けろと。
当日風邪ひきましたとか言って来ない人も多いですが、これは半分かそれ以上は嘘ついてるんだと思ってます。
自分は渾身の嘘をついたつもりかも知れませんが、こっちは当日突然風邪ひいて来ない人に沢山あったことあるので、そんな嘘いりません。
「他社に内定出たので辞退します」ってメールしてもらえれば良いんですが。
面接を担当する人は、それなりのポストの人が多い訳ですから、面接のために色々なスケジュール調整をしてる訳で、人の迷惑を考えられない奴な訳ですから、そんな奴に騙されて採用してしまった企業さんは可哀想な限りです…。
さて、今回は面接のすっぽかし率を下げるために行った私の施策を共有していこうと思います。
結論|すっぽかし野郎に会わなくてよかったと思おう
面接では30分〜1時間の時間を使わなければなりません。
すっぽかし野郎がもし面接来たとしても、どうせ不採用にする程度のレベルの人でしょうし、今いる社員の中でも最低のレベルになること間違いなしです。
そんな面接時間に30分〜1時間も時間を費やすのは無駄でしかありません。
「すっぽかしてくれてありがとう」と思った方が良いです。
しかし、当然ながら、そういう人に応募して欲しくないですよね。
応募数が多くてもすっぽかしが多ければ無意味です。
やはり、求人の目的は「良い人を雇うこと」で、応募数を増やすのはあくまで手段です。
10件の応募の内1名採用できた場合と、1件の応募で1人採用できた場合では、前者の方が良い媒体のような気がするでしょうが、両者とも目的は達成しています。
必ずしも応募者数が多くなければならない訳ではありません。
と言うわけで、応募数を増やすよりも、やはり応募者の質を上げるしかありません。
すっぽかし野郎は、テキトーに求人に応募している
すっぽかし野郎は、求人票を見て「これならできそうだな」とか「これやってみたいかも」とか「なんか良さそう」くらいの、低いモチベーションで応募しています。
自分が何年もお世話になるかも知れないにも関わらず、テキトーに求人に応募するのです。
すっぽかし野郎は、面接をすっぽかすような常識がない人ですので、応募の時点から非常識なのです。
めんどくさくなったらすっぽかしたり、他社から内定が出たらすぐすっぽかしたり、とにかく雑魚でして、念のため応募したところの話は全部聞こうという考えはありません。
そして、面接辞退の連絡をするのすら面倒くさがります。
とにかく、すっぽかし野郎は面倒くさがり屋なのです。
給料が低い募集は当然に応募者の質が下がる為、面接すっぽかし野郎も増える
当たり前ですが、ちゃんとした人は、ちゃんとしています。辞退連絡もちゃんとします。
そして、ちゃんとした人は、ちゃんとした給料を求めます。
20万円以下とか20万円程度の募集には、ちゃんとした人はあまり来ません。
出来るだけ安い給料で、出来るだけ良い人材を運良く採用したい…というのは、一昔前の情報共有がされていない時代の話で、安かろう悪かろうというやつです。
ミドルマネージャー的な募集や専門分野で給与が高いと、辞退されるとしても予め連絡してくれます。
ちなみに、すっぽかし野郎は頭が悪い為、スマホの向こう側の人間を想像できないというのも、低年収帯の応募にすっぽかし野郎が多い一因です。
しかしながら、ちゃんとした人でも、給料は高くなくていいと言う人は結構います。理由としては、仕事でそこまで頑張りたくない、ワークライフバランス的なものを大事にするからです。
安い給料で募集する場合、この層を狙う必要があります。
具体的な面接すっぽかし率を下げる策
それでは、ここまでの内容を再確認したところで、すっぽかしを防ぐ具体的な策をご提案します。
- 未経験OKで募集する
- 給料を上げる
- 面接までのハードルを上げる
- 求人票やリマインドメールに「すっぽかすな」と書く
- 流行りの共感採用を行う
それぞれ説明していきます。
未経験OKで募集する
あまりにも細かいことまで教えるのは大変なので、経験者の方が良いと思うところですが、自分の夢やスキル習得のために未経験の業界に挑戦したいという人は結構多いです。
経験はないので育成の手間が増えますが、「給料が安くても好きな業界で働きたい」と思っている優秀な人を確保を目指します。
未経験なので「雇ってもらえるなら、なんでもします!」みたいな人も多くなります。
給料が安い募集の場合は、未経験OKを打ち出しましょう。
給料を上げる
給料を少しでも上げることで、少しでも優秀な人に応募してもらいます。
給料が低ければ低いほど、応募者の質はさがりますし、応募対応や面接で無駄な時間を浪費します。
また、採用しても質の低い応募者は質の低い労働者になりますので、雇ってみたら仕事が出来なかったり、短期間で辞めてしまうリスクも大きいです。
そういう時間やリスクを削減するために、少しでもまともな人を確保するために給料を今より上げると言うわけです。
ライバル他社と比較して、少しでも高い求人票を作りましょう。
求人票上では良いように見せかけるだけでは、逆に離職率がアップしますので、注意。
面接までのハードルを上げる
書類選考を導入したり、面接日程を決めるメールの前に質問やポートフォリオ的なものを送らせたりしましょう。
そうすることで、テキトーや奴は面倒になって音信不通になって面接までたどり着けません。
それに何より、書類選考をすることで写真や字の綺麗さ、ちゃんと指定したものを指定した方法で期限までに出せるかという、人としての基本が出来ているかを事前に確認できます。
月給20万くらいの仕事だと、応募者は給料相応のレベルになりますので、履歴書や職務経歴書なんて大したものじゃないから見る必要ないと思うかも知れません。
そこで、人柄重視の面接で判断しているかも知れませんが、すっぽかされる率を減らすにはおすすめです。
ただ、応募者数は格段に減りますが、挫けず目的を思いましましょう。
求人票やリマインドメールに「すっぽかすな」と書く
「すっぽかすな」とそのままお願いしちゃうという作戦です。
求人サイトによっては、そのサービスがついているものもあり、効果はあります。
面接日の調整の際や求人票に「多忙な管理職による面接なので、絶対に来れる方のみ面接設定します。」と書くと良いでしょう。
または、「明日は面接日です。お時間等お間違いのないようにお願いいたします。キャンセルの際は必ず事前にご連絡ください。」みたいなリマインドを送りましょう。
心理学の基本に「一貫性の原理」というものがあり、人は基本的には約束は守りたいと思う生き物です。面接に来ないにしても事前に辞退の連絡をしてくれる確率があがります。
流行りの共感採用を行う
共感採用とは、会社のビジョンや社内の様子や一緒に働く仲間たちなどの情報をどんどん公開して、マッチング度を上げるという採用方法です。
もちろん、特定の求人サイトを使わず、自社サイトを充実させ、自社サイトを読ませるように持っていくのも良いです。
必ず自社サイトを読んでから面接に来るように言えば、面倒くさがりのすっぽかし野郎は諦めるハズです。
また、給料よりもやりがいを感じて応募してもらえる、本来の目的どおりの”共感採用”に繋がるかも知れません。
実現不可だけど理想のすっぽかし対策
人事の人たちが、すっぽかし野郎の名前をアップしてこの人の面接の予定を組まないように共有する。
応募があった時点でその名前を検索して、すっぽかし履歴を確認して、「あなたは過去にすっぽかし歴があるので面接選考に進むことが出来ません」と連絡する訳です。
データベースを作るまでが長いですが、indeedさんとかが協力してくれるとかなり捗りそう。
個人情報とかで無理なんでしょうが…。
おわり
さて、それは改めてまとめます。
- 未経験OKで募集する
- 給料を上げる
- 面接までのハードルを上げる
- 求人票やリマインドメールに「すっぽかすな」と書く
- 流行りの共感採用を行う
こんな感じで面接すっぽかし野郎を対策しましょう。
それでは、良い面接官ライフを!