ビジネスでも自己実現でも、一番必要な能力は何か?それは「没頭力」という結論に達しました。

ビジネスでも自己実現でも、一番必要な能力は何か?それは「没頭力」という結論に達しました。

私、何の才能ないです。ビビりです。ヘタレです。優柔不断です。これまで培った能力にも自信がありません。

…。辛い(つらい)。

ここまで自分に自信がなかったら、相当辛いです。でも、こういう自信がない人ってめちゃめちゃ多いでんですよね。

自分に自身も才能も能力もないならどうすればいいかを考えていたら、仕事でも自己実現でも、いちばん大切なのは自信でも能力でもなく、「没頭力」であるという結論に達しました。

没頭力とは

そのまんま没頭する力です。

これからの時代は、没頭出来る人が勝つ時代になると断言できます。

というのも、個人の影響力が今までの時代の比ではないから。

仕事でも趣味でも遊びでも、没頭することが出来る人は、その没頭して得た情報を発信することで、いくらでもお金を稼げるようになっています。

誰でも個人で成功したい訳ではないだろうが、雇われている立場でも没頭力がある人が勝つ!

没頭力の凄さ・良さ

没頭することがどれほど凄く良いことなのかを説明したい。没頭することの素晴らしさを3つに分けて説明してみます。

没頭すると倒れるくらい頑張れる

ちょっと一個知っている話を。

昔、1年間で5,000時間ゲームして頭がおかしくなって倒れた知人がいた。ゲームのしすぎで目眩が止まらなくなり、立てなくなったそうで、その後1週間入院したそうだ。

ちなみに、5,000時間というと「5,000÷365≒13.6」なので、1日13時間だ。

1年間で5,000時間は嘘だと思ってはいるが、1年間で5,000時間ゲームできる可能性は確かにある。

気分が乗っている時は、1日20時間くらいゲームしていたらしいので、もしかすると結構余裕かも知れない。

もし今の時代に、この知人がゲームブログやゲーム実況動画でも作っていれば、それなりの収益化が出来たはずですね。

1年で5,000時間も費やしたのであれば、相当な知識を持っていると思われます。

ゲームの例えだけだと微妙なので、科学的な話もしてみましょう。

没頭すると幸せになる

没頭すると、セロトニンやドーパミンが出ると言われています。これらのホルモンは幸福物質だの脳内麻薬だの言われており、これを出すために人間は生きていると言っても過言ではありません。

没頭する以外で言うと、人と話している時や人の役に立ったときにも出るということです。

セロトニンの効果:セロトニンは、痛みを和らげる、体を覚醒させる、リラックス状態になる、筋肉が活発になるなどの効果がある。

ドーパミンの効果:ドーパミンは、幸福ホルモンとか言われるくらい、やる気をアップさせてくれるやつ。幸福感や、やる気だけでなく、集中力アップなどにも効果がある。

人と話していて、人の役に立っていて、なおかつ没頭出来れば、セロトニンやドーパミンはダバダバなのです。

収入の額がどうこうではなく、幸せになれるのです。人の役に立つ仕事が、薄給や無給でもそれなりに人気があるのは、このためかも知れません。

没頭すると1万時間もすぐ

フロリダ州立大学のK.アンダース・エリクソン博士という人が考えた1万時間の法則はご存知でしょうか?

まとめると「一流の人は計画的に1万時間を練習に費やしている。」という話です。

これ勘違いして覚えてる人が多いらしいですが、「一人前になるには1万時間必要」という意味でもなければ、「1万時間練習すれば天才になれる」という意味でもありません。

天才でも1万時間は練習してますよ~という話です。計画的に。

◆長いおまけ

ネットで何度か見たのだが、こういう残念な解釈をする人が結構いるようだ。

1万時間費やせば天才になれる → 5年働けば天才になれる → 5年働いても天才になれないじゃないか! → 嘘つきー!

5年というのは1日8時間で月20日労働すると仮定した場合である。普通はもっと働いているので3年といったところだろうか。

*計算式は、10,000÷(8✕20✕12)≒5.2

どうやったらこんな解釈になるのか謎でしかないが、さっきのなんとか博士は「天才でも1万時間、計画的に練習してる。」と言っているので、全然違う。

まず、会社員が天才ということはない。そして、嫌々ながらやっていて、しかも育成もいい加減な状況で1万時間頑張るのは、計画的でもない。

1万時間やれば天才になれるわけではないですが、天才でない私達でも1万時間やればそれなりの能力を手に入れられるはず。

先程のゲームで倒れた人の話を見てみると、たった2年で到達可能です。没頭できれば1万時間なんてスグなんです。

1年で5000時間というのはおそらく限界に近い頑張り方ではあるものの、1万時間を達成するには2~5年でいける。

長いと感じるだろうが、その間もセロトニンとドーパミンが出ているので、幸せ感満載で問題ありません。

あなたは、これまでの2~5年、何かを磨きましたか?もし磨いていたのなら、その分野では結構なエキスパートになっているはず。

没頭まとめ

  • 没頭すれば倒れるまで頑張れる。例えば1年で5,000時間。
  • 没頭するとセロトニンとドーパミンが出て幸福感を得られる。
  • 1万時間を計画的に費やせば、エキスパートになれる。

うーん。どう考えても没頭に勝てるものなしですね。

人に影響されてでも良いので、没頭する力がある人は将来的に必ず勝てる人になれます。

これからは、自分に向いているかどうか、自信が持てるかどうか、才能があるかどうか、そんなことではなく、没頭できるかどうか?を判断基準にすると良いということですね。

才能・能力・自信について

次は、才能や能力、自信がないから辛いと思う人が多いので、才能や能力、自信なんか没頭してこそ生まれるものであるという話。

才能はあるかないかは分からない

才能があるのか…つまり天才かどうか、それは分からないもの。

もしあなたにバスケの才能があったとしても、それを事前に察知することはできません。もしかしたら学校の体育の時間でしか、バスケをせずに終わっているかも知れませんしね。

才能がある人が没頭した後に、天才だったことが発覚するのであって、事前に分かっていたということはありません。

だから、あなたが何かに没頭したこともなければ、才能がないと思うのは当然です。

能力は没頭して身につく

能力に関しても同じで、没頭して練習に時間を費やしてこそ能力が身についていく。

テニスのラケットを持った瞬間に、テニスでの体の動かし方が分かった。なんてことがあったら、天才どころの話ではなく魔人です。

練習したこともないのに能力が身につくわけがありません。

能力も没頭後に身につくものであって、何もやったことがないなら、能力がないのも当然です。

自信も後からつくもの

自信ですらも後からついてくるもの。

根拠のない自信がある…というフレーズもよく聞くが、実際は根拠はあるはずです。例えば、これまで失敗したことがないとか、その手のことはだいたい得意とか。

没頭して知識や能力を身につけて、その後に成功体験を得ることで、自信はついていく。

自信は能力を身につけた後に得られるもの、能力は前述の通り没頭して得るもの。

つまり、自信も没頭してから得られるものです。

没頭力が一番必要ということでおわり

才能も能力も自信もどうでも良い!没頭力が一番重要だ!

私の周りで幸せそうに成功している人は、もれなく没頭した実績があります。楽しいんだか何だか分からないが、もうハマってしまっているんです。

ただ、「好きなことで生きていく」を舐めてはいけないことは肝に銘じておきましょう。

起業するにしても、副業するにしても、会社員のままでいるにしても、没頭できるかどうかを少し頭に入れてみて生きてみましょう。



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